借地権の種類と特徴

Posted on 2017.9.20 By

建物を建築するときに必要となる土地には、所有権と借地権の2つの権利があります。土地を所有している場合には、何の問題もなくマイホームでもアパートでも建てることができますが、借地権しかない場合には、建物が自分の所有物であっても、毎月、土地の所有者である地主に地代を支払う必要があり、借地人という立場になります。地主から土地を借りて建物を所有する目的の借地権には、地上権と貸借権があります。借地権を所有して、一戸建て住宅を建てる場合のほとんどは、貸借権です。住宅を売却したり、転貸ししたりするためには、地主からあらかじめ承諾を得る必要があります。一方、分譲マンションに適用されるのが地上権で、土地の権利を登記することができるとともに、地上権をもつ土地に建っている建物を第三者に売却、転貸しすることも自由にできます。

借地権のメリットとしては、土地に対する固定資産税や都市計画税がかからないこと、自分で土地を購入するよりも安い借地権付き建物として所有することができるとともに、借地権を売却することもできること、などがあげられます。ただし、どんなにいい建物を建てようとも、土地はあくまでも地主の所有物であり、住宅ローンと同様に毎月の地代が発生することや、借地借家法上で地主との間にさまざまな制約やトラブルが生じやすいなどのデメリットが存在するのも事実です。増改築や名義変更をする際には、手数料が発生するとともに、売却や増改築の際には、地主の承諾が必要となること、所有権をもつ土地に比べて、売却額が低くなってしまうことなどの問題もあります。

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